Hulu・U-NEXT・dTVなどのVODの利用に適したネット回線の選び方

インターネット

前回の記事で子供がいる家庭におすすめの動画配信サービスを紹介しましたが、そもそも動画配信サービスはインターネット環境がなければ利用するのは難しいサービスです。

スマホを持っていれば一応“インターネット環境がある”ということにはなるのですが、映画やアニメといった動画の視聴を楽しむには非常に多くのデータ通信量を必要とします。

ドコモやau、ソフトバンクなどのキャリア回線を使用していた場合、すぐに規定のデータ通信量に達してしまい、高速データ通信に制限がかけられてしまいます。
そうするとインターネットへの接続が重たくなってしまうため、オススメできません。

そこでキャリア回線ではなく、しっかりとしたインターネット回線利用することをオススメします。

ここではHulu・U-NEXT・dTVなどの動画配信サービスを利用したい場合、どういったインターネット回線を選ぶべきか、選び方などを紹介したいと思います。

インターネット回線の選び方のポイント

キャリア回線に頼らずしっかりとしたインターネット回線の環境が欲しい場合、大きく分けて2種類のインターネット回線があります。

  • 固定回線(フレッツ光・auひかり・NURO光など)
  • モバイルwifi(ポケットWiFi・WiMAXなど)

これが現在メインとなっているインターネット回線です。
それぞれメリットデメリットがあるので、しっかりチェックしておきましょう。

固定回線のメリットデメリット

固定回線のメリット
  • 速度制限が無制限
  • データ通信速度も速い
  • 複数のデバイスでデータ通信しても安定する

やはり何といってもデータの速度制限が無制限というは最大のメリットです。
このメリットがあるおかげで、月〇ギガの通信量を超えると速度制限がかかるといったことを心配する必要がありません。

また、データ通信速度も速く、ストリーミング再生でのストレスが少ないのも特徴。
特に有線LANでインターネット回線を利用した場合は最高の通信速度になります。

固定回線のデメリット
  • 契約してから開通するまで時間が掛かる
  • 業者が来宅して工事が必要
  • 外部での使用はできない

固定回線を契約した場合、一度業者が来て取り付け工事を行う作業が発生してしまいます。
そのため、申込後から実際に開通するまでは時間が掛かることに。長い場合は1ヶ月ほど掛かる場合もあります。

ちなみにマンションなどの集合体で固定回線を利用する場合、建物内で同じインターネット回線を利用している人が多ければ多いほど通信速度は下がります。

また、モバイルwifiとの反面になりますが、基本的には自宅内でしか利用できないことにもなります。

モバイルwifiのメリットデメリット

モバイルwifiのメリット
  • 外出先でもインターネットが使える
  • 工事が不要
  • 料金が安い

何といってもモバイルwifiの最大のメリットは持ち運びができるため、外出先でもインターネットを利用できるということ。本体(モバイルルーター)が電波を受信してwifiを飛ばします。
もちろんパソコンだけでなく、スマートフォンやタブレットを使うことも可能です。

そのため、1人暮らしの方は固定回線を持たず、持ち運びできるモバイルwifiを利用する方が増えています。

固定回線と違い、業者の人が来宅して回線工事を行う手間がないので、申し込んでモバイルルーターが届いたらすぐ使えます。
価格も月額3000円前後と固定回線と比べると多少安いのも特徴的です。

モバイルwifiのデメリット
  • 通信速度の制限がある
  • エリアによっては使用できない
  • 固定回線と比べると安定感がない

モバイルwifiは契約プランによって毎月使用できるデータ通信量が決まります。
月7GBなどの少ないデータ通信量のプランを使用していた場合、動画などを視聴し続けると割とすぐに規定の通信量に到達してしまい、速度制限がかかってしまいます。
※プランによっては無制限のものもあります

また、最近は少しずつ対象エリアも増えてきていますが、地方に行った場合などはまだまだモバイル回線が受信できないエリアもあります。

電話回線を辿ってくる固定回線とは違い、電波を受信してwifiを飛ばしているため、状況によって回線が不安定になる時もあるのもデメリットの1つです。

動画配信サービス利用にオススメは固定回線

家庭で動画配信サービスを楽しみたいのであれば、やはり制限が無い固定回線を利用する方が、通信速度も安定しているためオススメです。

特に家庭で利用したい場合はテレビ画面で視聴する機会が多いと思います。
スマートフォンやタブレットとは違い、大きいテレビ画面で動画を視聴する場合はある程度の「高画質」が必要になってきます。

通信速度はこの動画の画質によっても変わってくるため、固定回線で視聴した方が制限もなく安定します。

テレビ画面で動画を観るときにストレスのない画質

テレビ画面で動画を視聴する場合は最低でもSD(DVD画質)以上が欲しいところです。
それ以下の画質になってしまうとVHSのビデオを観るようなぼやっとした映像になってしまいます。

画質 画素数
SD(480p) 720×480
HD(720p) 1280×720
フルHD(1080p) 1920×1080
4K(2160p) 4096×2160
8K(4320p) 7680 x 4320

わかりやすく言うとSDがDVDで視聴しているような画質、HDがブルーレイで視聴しているような画質になります。

主要動画配信サービスの画質と推奨回線速度

動画配信サービスによって配信している画質や推奨回線速度が多少変わってきます。
ここでは各サービスの画質と推奨回線速度を見てみましょう。

VODサービス 画質 推奨回線速度
Hulu HD 下り速度6Mbps以上を推奨
U-NEXT HD・4K ・標準画質:1.5Mbps以上
・高画質:3Mbps以上
dTV HD・HDR・4K 具体的な表記は無し
Amazonプライムビデオ SD・HD・UHD・HDR ・SD・HDに関しての表記は無し
・UHDのビデオを再生するには15Mbps以上

殆どの動画配信サービスの画質はHDとなっています。基本的にはテレビに合わせて自動的に画質が切り替わる動画配信サービスが多いようです。

ちなみにドコモやauといったLTEのキャリア回線の最大速度は150Mbpsと言われています。
しかし、これはあくまで最大値ということなので、キャリア回線の実際の速度はもっと低い数値になるのが一般的かと思います。

主要動画配信サービスのデータ通信量

次に動画配信サービスを利用した際のデータ通信量の比較表です。

VODサービス データ通信量
Hulu 1時間あたり最小250MB〜最大1.8GB
U-NEXT 1時間あたり450MB
dTV ・ふつう約75MB
・きれい約120MB
・すごくきれい約380MB
・HD 760MB
Amazonプライムビデオ 1時間あたり約0.27GB

こうしてみるとデータ通信量はかなりの容量を使用することがわかると思います。
そのため、キャリア回線はもちろん、制限があるプランのモバイルwifiの場合でも規定のデータ通信量に到達し、速度制限がかかってしまうことが多いです。

固定回線はどこのプロバイダが良い?

docomoユーザーなら「ドコモ光」

ドコモ光

普段からドコモのキャリアを利用しているのであればドコモ光がオススメです。
ドコモのキャリアを使用していることでドコモ光の料金が割引される仕組みになってします。プランと契約年数によってはさらに割引されるため、ドコモユーザーであれば圧倒的に「ドコモ光」が割安なのです。
もちろんドコモユーザーでなくても利用できます。

また、公式サイトに回線速度は平均200Mbps(最大1Gbpsとは表記されている)近くの数値が計測されていると記載されています。基本は高速通信で有名なフレッツ光と同じ回線なので、通信速度の心配もありません。

auユーザーなら「au光」

au光

ドコモ光と同様にauのキャリアを利用しているのであればau光がオススメ。
もちろんauユーザーでなくても利用可能ですが、au光を利用すればauの携帯料金が割引される「auスマートバリュー」という割引が適用されます。

また、au光もドコモ光と同様にフレッツ光と同じ回線を使用しているため、最大1Gbpsの高速通信が可能。動画配信サービスを利用してもストレスなく楽しめると思います。

高速回線をお求めならNURO光

NURO光

ソフトバンクユーザーなら「Softbank光」、と言いたいところですが、ソフトバンク光よりもオススメなのが超高速インターネットと言われるNURO光です。
下りの回線速度はフレッツ光よりも速い2Gbpsとされていて、とにかく回線に速さを求めている人にオススメ
動画配信サービスも快適に楽しむことができます。

ちなみにソフトバンクユーザーはNURO光を利用していることでセット割引が適用されます。家族がソフトバンクユーザーであればNURO光はさらにお得になります。

【まとめ】自身の環境に合わせたインターネット回線を選ぼう

上記で紹介した通り、インターネット回線は自身の環境に合わせて利用することで割引になることが殆どです。
確かにそれぞれ速度表記はありますが、本当に遅いか速いかは環境によっても異なるため、実際に試してみないと何とも言えないところがあります。

僕としてはインターネット費用というのは固定費になってしまうものなので、まずは価格面でメリットを感じた方が良いと思っています。
すでに何かしらの固定回線を使っている人も、組み合わせる回線によって割引率が変わってくるため、一度見直してはいかがでしょうか。